「さとにきたらええやん」

tomokito2017-07-18

数日前、見に行った映画「さとにきたらええやん」。日雇いの町釜ヶ崎にある子どもの集いの場にやって来る子どもたちのドキュメンタリー。映画だけ見て帰ろうと思っていたら、その後にこのNPO法人の理事長の対談があるという。いやこれ、本当に残って良かった。

何よりも強く感銘を受けたのが、ここの理事長である荘保さんの「子どもが持っている素晴らしい力を大人がとことん信じること」という信念。彼女自身が釜ヶ崎に関わる中で、彼らから生きる力を学んだという。そして、どんな親でもあっても親を守りたいという子どもの思いを守りたいと話していた。何度も涙が出そうになる力強く子どもに寄り添う話の数々だった。子どもの力を100%信じることをやめない。カンボジアの子ども達のことを思い出した。

誰の子であっても大人が子どもの力を信じて生きる世の中であって欲しいと思うし、自分もそうありたい。目の前に起きている断片だけを切り取る大人にならないようにしたい。

https://www.youtube.com/watch?v=u1x_BHwIDpQ:MOVIE