福島から考える、日本の多様性

tomokito2017-05-27

東日本大震災後に福島に移住した夫の元同僚の講演「福島から考える、日本の多様性」へ。

場所ではなく自身の生き方として、中央より周縁で生きたいという言葉が胸に刺さった。私の関わってきた途上国も周縁である。そして、自分もそんな生き方がしたいと思ってきた。でも、日本という国自体が中央だという事実も。私はどう生きるのか、どう生きたいのかと問われている気がした。

質疑応答で、中学1年生が「自分は今まで福島のことをちゃんと考えたことがなかったけど、福島の人も自分と同じように毎日を楽しく、がんばって生きてると分かったのがよかった」というコメント。こういう場で質問をするとき、どうしても鋭く聡明な質問や感想を言いたいというかっこつけたい自分がいる。それがかっこ悪い。この中学1年生のとてもピュアで素直で感情そのままのコメントに涙が出そうになった。ホントそうだ。みんな同じようにがんばってるんだ。

福島のことをもっと自分事としてもっと知って、もっと伝える努力をしたい。