緊張せずに話せたわけ

tomokito2016-02-07

大阪で私のキャリアパスホンジュラスでの業務について講演。参加者は7-80人。今回はあまり緊張せずに話せた。

リラックスして話せた理由を分析すると、まず参加者が興味を持って聞いてくれているのがよく分かったこと。興味のある人が申し込んで来ているのだから当たり前といえば当たり前なんだけど、目が物語る。私の話に食いついてる目をしている。頷いてくれる。必死でメモを取ってくれる。そんな参加者を見て、自分の話がのってくるのが分かる。

また、同じような話を以前に行ったときに聴衆の気持ちを捉えられた点と反省点を今回に活かせたことが良かった。同じような話をした経験があるから落ち着いているのが分かる。そして、前より良くなっているという自信が私を楽にする。

3つ目は笑い。人前で話をするときは必ず笑いを取るように仕込みをするのだけど、いつもうまくいくわけではない。でも今日は年齢ネタとか結婚ネタとか、3つくらい仕込んだ笑いで全部うまくいった。これが結構快感になる。教卓の下で小さくガッツポーズ。

今日の話の中で、この仕事はダブルエージェントだという話をした。途上国の人のために働くのは当然で、さらに雇い主である組織の求めるものを満たす必要がある。今日の講演も同じ。来ている人が求めるものと私に講演を頼んでくれた団体が私に話して欲しいと思っているものの両方を満たす必要がある。講演後にその団体からきたメールは私を喜ばせてくれるに十分なものだった。それも嬉しかった。

それでも、もっとこう話せば良かった。これを言い忘れた、これはあまり反応が良くなかったってことがやっぱり色々あって、忘れないうちにメモメモメモ。これが次の自分の成長に繋がるといい。人前で話をすることが決して好きなわけではないけれど、数を重ねていくと、その楽しさみたいなものが少しだけ分かってきたかもしれない。