1年を漕ぎ出す

tomokito2016-01-04

仕事初めだというのに、いきなり早引きをするというダメ社会人っぷりを遺憾なく発揮して新春オーケストラへ。お正月にクラシック、心に響きすぎてドキドキした。

なんといっても15歳のヴァイオリニスト服部百音が凄かった。「それは本当に手ですか?」と何度も疑いたくなるようなあり得ない動きで、音にもその動きにも吸い込まれるようだった。瞬きをしている間に見逃した動きがきっと何度もあった。前から3列目という今までにない近さだったから余計にそう感じたのかもしれない。ほとばしる感じが伝わってきた。アンコールでは私も知っているようなスタンダードなクラシックを弾いてくれて、知らない曲に心を委ねるときとはまた違った高揚感が。

脳内にヴァイオリンとチェロの音がはちきれんばかりに鳴り響く中、焼肉を食べて帰宅。これから毎年お正月にクラシック聴けるといい。なんかこう、1年がするっとうまく漕ぎ出せる感じがする。