目には目を、歯には歯を

フランスで起こったテロに胸を痛めている。

ISはおかしい。無差別にテロを起こすなんて120%間違っている。でも、じゃあその120%おかしいISを掃討するためなら、人を無差別に殺す空爆を起こしていいのか。やられたからやり返す、目には目を歯には歯をでいいのか。何の罪もない一般市民を巻き込んでいいのか。テロに屈しないように空爆を続けるということ以外にどんなやり方がいいのかはまだ分からない。でも、暴力に対して暴力でやり返すことがベストなやり方ではないということは分かる。

パリ同時多発テロによって殺された何の罪もないフランスの一般市民と、ほとんど報道されないベイルートのテロで殺された何の罪もないレバノンの一般市民と、空爆によって殺された何の罪もないシリアの一般市民に深い追悼の思いを。アフガンやイラク他、世界中で亡くなられている罪のない一般市民の冥福を。「暴力で世の中がまかり通るという社会や風潮を作らないという抵抗はしなければいけない」というニュースでのコメントが強く頭に残ってる。