パウロ・クレー展

tomokito2015-10-23

仕事の打合せで美術館へ。現在の企画展は、私の大好きなパウロ・クレー。胸が高まる。

クレーを好きになったのは、小学5年か6年のときの模写の授業だった。好きな画家を選んで模写をするんだけど、そのときにクレーに魅せられて、親に頼んで画集を買ってもらった。そこからカンディンスキーに出会ったり、ミロに出会ったり、エゴンシーレに出会ったりしたけど、私の絵との出会いの原点はクレーだ。

今日は1つずつ噛みしめるように、食い入るように見て回った。絵のタイトルを見てから絵を見ると、ウンウンと頷きたくなる。「悲しみ子どもの踊り」。あ、悲しそうな気持ちが体の動きに出てる!みたいな。そして彼は言う。「私は死者とまだ生まれざるものとの間に住んでいる。」この命が繋がり方も私が強く共感するところ。

夫の帰りが遅い予定だったので、この後映画でも見に行こうと思ったけど、クレーの絵で胸がいっぱいになり帰宅。その後、再び飲みに出ちゃったけどね。