一人飲み

仕事帰りに途中下車して1人飲み。

考えてみると、結婚してから1人でふらっと飲みに行くことってほとんどなかった。結婚するときは、1週間に5回外に飲みに行きたいと言って夫に「結婚する意味がない」とだめ出しされ、3回まではいいという妥協案になり、そうこうしているうちに私の飲み会に夫が参加するようになり、歳も取って飲む回数も飲む量も減り、3回なんて数値も意味をなさなくなったし、1人飲みからも遠ざかっていた。

最近夫がよく1人で飲みに出るので、私も1人飲みを復活。私がどんな人間で、今私が何を考えていて、何に悩んでて、どんな気持ちでいるのかなんて何にも知らない隣の人と他愛もない話をするってことが必要なときもあるんだろう。ホンジュラスでは行きつけのバーがあって、毎週末1人でそこに通うことで友達が出来て、利害関係のない愛すべき人たちに出会って、そんな居場所に支えられてたってことをなんとなく思い出した。

家に帰ったら、酒に酔っぱらった夫が半分布団からはみ出した状態で転がってた。あ、日常ってやつがここに。