六甲全山縦走第4弾
毎年1-2回ずつ、気が向いたときに続けている細切れの六甲全山縦走。今日は前回終わった再度公園から西へ西へと歩き出す。
毎回来るたびに地図を持ってこようと思って忘れ、迷いながら進むのだけど、今日も例外なく。そもそも、前回再度公園の次のポイントである大竜寺まで行っていたのに、その手前の再度公園まで戻るという適当さ。さらに進む方向を間違えて大竜寺に行けず迷うという計画のなさ。でも、いいのだ。六甲山全山を縦走するということと同じくらいにこの山歩き自体を楽しんでいるのだから。
昔家族や学校で時々来ていた修法ヶ原（しおがはら。ずっと塩ヶ原と書くんだと思ってた。）や市ヶ原を通り、摩耶山へ。この摩耶山、王子公園や六甲側から登ることが多いのだけど、西から登るのは案外高いのだった。一緒に登った友達と恋話から安保法案まであーだこーだと話しながら登り、途中でお弁当を食べ、ドリップコーヒーを飲み、東へ進む。そういえば、昔つきあっていた人との最初のデートはこの辺りの登山だった。リュックからコッヘルを出してインスタントラーメンを作ってくれたとき、心臓がどきっと音を立ててその瞬間恋に落ちたのだった。若かりし頃の話。
えっちらおっちら摩耶山の稜線を東に進み、今日は六甲山ホテルを過ぎた辺りの記念碑まで。踏襲するルートが決まっていて、目指すゴールが決まっているというのも楽しいもんだ。記念碑から家まで山を下って歩いて降りようかとも思ったけど、もうすぐ膝が笑いそうなことこの上ないため、ケーブルカーとバスで下山。
