新聞という読み物

通勤にかかる時間は55分。そのうち合計30分くらい電車に乗ってるのだけど、行き帰りかけてじっくり新聞を読むのが日課になっている。

前職のときは、夜お風呂上がりに10分か15分でさっと目を通していたのだけど、今毎日1時間近くかけて新聞を読んでみて、新聞の情報量に圧倒されている。しっかり読めば1時間なんて優にかかるし、まだ足りないくらいのときもある。いかに自分が今までタイトルだけさらっていたかを身に染みて感じるのだ。いや、それが悪いわけでもない。インターネットと違って全てのタイトルが目に入ってくる分、その日のニュースがなんとなく俯瞰できるし、細かく読んでいなくても大まかにニュース全体を把握することが出来る。それでいて、1つずつ読んでみると新聞ってなんとおもしろいことか。ありとあらゆる分野のことを分かりやすく取り上げてくれているし、重たい話題から軽い話題まで色々あって、こちらの気分によって読む記事を変えることもできる。私が苦手な経済分野の記事も、分からないなりに毎日読んでいるとなんとなく世の中の流れが分かったような気になるからあら不思議。

我が家は夫がインターネット派だから、毎日朝刊を持って行けるのもありがたい。帰りに読み終わった新聞を駅のゴミ箱に捨て、我が家の資源ゴミも減って一石二鳥。