先生冥利

4月から働くことになる職場で1日打合せとか。私でも緊張したりするのです。最初の3分くらいは。

夜は中高時代の仲間と恩師を囲んで中華料理。この先生、私が定期的に人生を報告するとても大切な恩師なのだけど、毎年必ず送ってくれる年賀状の返信が今年は届かなかったので、心配になって先生宅に電話したら、1月も2月もインドネシアやメキシコをウロウロしていたから不在だったのだという。ほっとしたのと拍子抜けしたのとが相まりつつ、久しぶりに人生報告定例会を開催することになった。

そんな話をしたら、先日10年以上ぶりに会った中高時代の友達も先生にどうしても会いたいという。「あの先生に進路を相談したおかげで、私は当時まだ注目されていなかった中国語を勉強することを決め、それが今に繋がっているからずっとお礼が言いたかったんだ」と。先生は、「先生冥利につきる」と感慨深げだった。

次回はみんなで本を読んでディスカッションしたりしようということになったのだけど、先生にガッカリされないようにありたいと思ってしまうあたり、まだまだ私も先生の生徒なんだな。