惚れ直した結婚式

tomokito2015-02-21

朝から渋谷でイギリス時代の友人の結婚式。スーダンで出会ったフランス人と結婚する日本人の友人なのだけど、神社での神道結婚式に日本人である私もピンと背筋が伸びる。真っ青な空と赤い神宮と白無垢の衣装がなんともいえない調和を保っていた。

今回のお式は普通の結婚式とは違う1泊2日の泊まりがけ結婚式で、渋谷の神社から大型バス2台で目指すのは伊豆半島湯ヶ島温泉郷。ここで旅館を貸し切って夕方から披露宴が行われるのだ。今まで経験したことのないような趣の結婚式パッケージに、参加している方もワクワク。さらに配布されたパンフレットがどこかの学校のパンフレットのように豪華で、日本語・英語両方で作られていて、完成度が高すぎる。いつの間にこんなすごいものを作っていたんだろう。

披露宴は芸者あり、プロの和太鼓演奏あり、ひょっとこ踊りありの、式に続いてこちらも日本らしさ満載のものだった。私も一昨日に送られてきたyoutubeを見て夜中に家で1人ひょっとこ踊りを練習していたから、バッチリ踊りましたとも。でも、外国人と日本人の即興チームが踊るひょっとこ踊りは何が正解かなんて分からない踊りに変化を遂げており、こんなんだったらラテン風味に面白い踊りを取り入れれば良かったと反省したりして。

披露宴の後は2次会と称したお茶のお点前があったり、合間に温泉に入ったり、お式や披露宴で一緒だった彼女の友人達と部屋で3時まで飲んだり。彼女が最後のスピーチで、とにかく自分がこれまでの人生で関わってきた人達にありがとうの気持ちを伝えようと考えたら、こんな形になりましたと話をしていたけど、こんなおもてなしと愛に溢れた時空を演出できるこの2人の人柄とマネージメント力にただただ脱帽することしきり。

この友人、お母さん曰く、3才のときに1人で親に内緒でパン屋さんまでパンを買いに行ったり、幼稚園のときに妹を連れて家出に挑戦してみたりする子どもだったらしい。さらに、小学校では、クラスで友達のいない子や不登校の子どもがいたら率先して自分がなんとかしようという正義感に溢れていたとも。彼女のステキさはもともとよく知っているつもりだったけど、今日1日で今まで以上に彼女のステキさに惚れ直した。