祖母の1周忌

tomokito2014-12-13

祖母の1周忌。

祖母との思い出は色々あって、自由闊達でまっすぐに物言うところが好きだったけれど、祖母が生きていた頃私に放った言葉に悲しくなって耐えきれずに泣いてしまったことが2回あった。それは自分の度量の小ささであったのかもしれないけれど、今日はお坊さんのお経を聞きながらそのときのことを思い出していた。祖母はきっと私を傷つけたと思っていないだろうけど、私はひどく悲しかった。同じように、私もそんな風に人を傷つけていてそれに気が付いていないのかもしれない。そしてその目に見えない私の言葉の剣で傷つけた人がいるのであれば、何らかの形で誰だか分からない人に謝らないといけないと思ったりした。それでも祖母のことはとても好きだったのだけど。

法事の後に食べたお寿司屋さんの会席コースがとても美味しかった。家でひたすらに採点をしていた夫に食べさせてあげたかった。そして、甥っ子が吉本新喜劇を見ながら床を転げ回って爆笑している姿を見て、妹の血が甥っ子の中に流れているのを感じたのであった。