感動の嵐

tomokito2014-11-26

今日は職場で号泣してしまった。

5年前に職場にやって来て以来、課を超えて仕事をしたり繋がったりすることが少ないなぁと思っていたので、ランチミーティングという企画を立ち上げた。職場の人達にインフォーマルな話をしてもらい、それをランチを食べながらざっくばらんに聞くというもの。飛行機のマイルの貯め方やレーシック手術の実践レポ、パンダについて、釣りの奥義、ダイビングの話などなど、本当に幅広く色んな人の話を聞く機会を得た。このランチミーティングをきっかけに話したことのない人と話をしたり、共通の趣味があることが分かって仲良くなったなどと話を聞くのが嬉しかった。

今日、最後のランチミーティングを開催するにあたって、4年半のランチミーティングの回数を数えたら、全部でなんと116回もやっていた。途中みんなで仕事に繋がるDVDを見たり、和室で囲碁を教わったりと色んな企画をやったけど、こんなに回数を重ねていたことに自分でも驚き、たくさんの人から感謝されたり反響があったことが何より嬉しかった。

最後のランチミーティングは、お昼のロビーミニコンサート。同僚がピアノ、バイオリン、ギターを弾いて歌を歌ってくれたのだけど、曲目は当日まで内緒だという。蓋をあけてみると、アンジェラアキの「手紙〜拝啓、十五の君へ」とスピッツの「空も飛べるはず」。どちらも歌詞が今の私に染みすぎて、噛みしめると泣きそうで、だから泣かないように噛みしめないように我慢した。でも、一生懸命歌ってくれている同僚の顔を見るとたまらなくなって涙が一粒こぼれ、そうすると堰を切ったように涙がこぼれて仕方がなかった。スピッツの歌の2番は私に向けた替え歌になっていて、それが引き金になって、もう号泣。みんなが残業しながら練習してくれていたのも知っていたし、こうやって心をこめて合唱してくれているということにも感動した。聞きながら泣いている同僚を見ると私ももっと泣けてきて、5年間の色んな出来事を思い出して泣いた。こんな風に送ってもらえる私は本当に幸せだと思って泣けた。最後に5年間ずっと一緒だった同僚から、「人と人をどこまでも繋げるランチミーティングが、毎月本当に楽しみでした。」という言葉と花束をいただいて泣けた。

でもこれ、個人的な趣味で勝手に始めた企画だったし、誰かに引き継ぐという類のものでもないと思ったので、特に希望者がいなかったらこのまま終わりにしようと思ったら、所内の風通しも良くなるし、いい企画だから続けたいと手を挙げてくれる人がいて、それも嬉しい出来事だった。

終業後は所内の歓送迎会。昼にひどい涙顔をみんなにさらしたので、夜のスピーチでは泣かないように心がけた。4回くらい笑いが取れて泣かずに乗り切った。何よりも、7枚にもわたる色紙にみんなの心がずっしり詰まっていて感動した。今同じ職場で働いている人だけでなく、これまで一緒に働いた人達で現在は国内外に散らばる仕事仲間からのメッセージが60以上もあった。これだけ集めるのはどんなに大変だっただろう。

さらにその後は、職場のフロントで働く人達が送別会を開いてくれて、こちらも嬉しかった。今日は感動の嵐で眠れそうにない。

https://www.youtube.com/watch?v=erGCAu_hFqM:MOVIE