エクソダスのライブ
トリニダード・トバゴからやって来たスティールパンバンド「エクソダス」のライブの招待チケットをもらったので行ってきた。
カリブ海の音楽であるソカやカリプソがメインかと思いきや、ボブマーリーの「Is this love?」とかサイモン＆ガーファンクルの「明日に架ける橋」、プレスリーの「Can't help falling in love」とかルイスアームストロングの「What a wonderful world」やジョンレノンの「Imagine」などなど、有名どころがたくさん。さらには、途中から日本向けに邦楽がどんどん演奏されてびっくり。復興ソングの「花は咲く」やいきものがかりの「ありがとう」、ユーミンの「やさしさに包まれたなら」など、オリジナルとは違う優しい音色にすっかり癒された。AKBの「恋するフォーチュンクッキー」を演奏し始めたときはとてもびっくりしたけど、原曲よりかなり良かったかも。盛り上がったのがフーテンの寅さんのテーマ曲。いやはや、演奏曲の幅の広さに驚いた。クラシックもあったし。最後は立って踊りながら聴く。ラテンバンザイ。
アンコールが終わってホールが明るくなってびっくり。周りはおじいちゃんおばあちゃんがたくさんだった。平均年齢は私よりだいぶ上。一緒に見に行った同僚に「どうやってこの人達がスティールパンのライブに来ることになったか聞いてみてよ！」と冗談交じりに言ったら、ホントに隣にいたおじいさんに聞いてくれた。この方は、世界の民族音楽が好きで、今回のライブを主催している民主音楽協会から毎月送られてくるニューズレターを見てやって来たのだそうだ。ほぅ、なるほど。
帰りは同僚夫婦×2とラーメンを食べに行って、全員がカウンターに横並びになって白湯鶏ラーメンを食べた。どろっとしたスープを一口飲んで私が「意外にあっさりだね」と言った一言に、みんなが若干ひいていた模様。私は天一こってり派ですもの。ま、この新規オープン店は可もなく不可もなくだった。リピートは多分ない。
