竹切りから始まる流しそうめん

tomokito2014-08-02

今は空き家になっているという同僚のお父さんの京都の実家で流しそうめん大会。

この流しそうめん大会のこだわりがすごい。まずは竹藪に入って竹を切るところから始まり、竹を縦半分に切って流しそうめんの台作り。それから残りの竹を切って器を作り、残った竹でお箸を作るというゼロからっぷり。野生の血が騒ぐ。さらに、昔ながらの土釜でお米を炊いて、釜戸に木をくべて夏野菜カレーを作る。野菜はほとんどこの日の朝に畑から取れたもの。

フレンドリーで気負いのないお父さんもステキだし、その家族を取り巻く近所の人や友人、その知り合い、みんながゆるく楽しく集まっていて、とてもここちよい。そうした場と雰囲気を作り出せるこの家族はとてもステキだった。そして、ステキな人達の周りにはステキな人達が集まる。既にその家族ですら面識のない人達も結構来ていたけど、このゆるさがいいんだろう。

同僚がちょうど2週間ほど前に電撃入籍したので、事前に職場の仲間からメッセージを集め、花束とケーキを買ってサプライズでお祝いしたんだけど、べたに木村カエラの「Butterfly」を流した私が涙ぐんだりして。そして、サプライズに感動して涙ぐんでいる近所のおばちゃんを見て同僚が涙ぐむという涙の連鎖。クラッカーを買って、カラーの裏紙で輪っかの男女お揃い首飾りまで用意していたのに、すっかり感情が高ぶって出すのを忘れちゃったよ。

夫も一緒にこういう場に集えて、仲間に入れてもらえて、なんとも楽しい1日だった。