LCCで東北へ

tomokito2014-04-18

本日からしばらくお休みをいただいて、東北ボランティアに向かう。

年度末、怒濤の忙しさで残業続きだったり自宅に仕事を持ち帰ったりしたので振替休日もかねてお休みを取ろうと思っていたら、昨年お世話になったNGOHPでボランティアが足りていないとのお知らせ。飛行機を取って今日から来週の水曜日まで6日間南三陸に行くことにした。

前回は往路15時間かけてバスで東北入りしたけど、今はLCC関空から仙台に飛行機が出ていて6000円弱で行けちゃうので、躊躇なく飛行機で仙台入り。仙台でとびうおダシのラーメンを食べてから、バスを2つ乗り継いでお世話になるNGOのベースへ。ここは南三陸から30分くらい内陸に入った小さな村の古い公民館で、NGOがボランティアの基地として村から借りているところなのだ。

夕方に到着したら、まだボランティアが活動から戻ってきていなかったので、毎日ごはんを作りに来てくれる地元のおばさんと一緒に晩ごはんの支度。裏庭からタンポポを摘んでくるようにとの使命を受けて、たんぽぽ畑の中からおいしそうなやつを20ばかし摘んできたのだけど、これがなんと今晩のおかずとして天ぷらになるという。その他にもつくしやふきのとう(東北の方言で「ばっけ」)、わらび、ふきのとうに椿の花まで全てが天ぷらに。春の天ぷらコースは全てその辺りの庭や空き地から摘まれたもので、お値段なんと0円。大地の恵みに生かされてる。

その内ボランティアの人達も帰ってきて、自己紹介。前回は7月下旬だったので高校生や大学生が多かったのだけど、今日はフランス在住のおばさまと営業職を退職した団塊世代のおじさま、姪っ子と叔母さんのコンビに定期的に週末ボランティアに来ている東京在住のキャリアウーマン、そして私の6人。このこじんまりとした大人感がここちよい。

晩ごはんの後はおじさんが昨日ベースで作ったというチーズケーキをいただき、ミサンガ作りを教えてもらい、ビールを飲みながらトランプ。米川ベースはボランティアだけじゃなくて、夜のこのまったりとした時間も楽しいところの1つ。ひとしきり遊んでから、23時の消灯を守って23時に消灯。何十畳かある大きな雑魚寝和室の各角にみんなシュラフを敷いているのだけど、人数が少ないから部屋がガランとしている。