切ない年度末

tomokito2014-03-28

年度末は毎年仕事が膨大で、1日12時間くらい領収書をめくっている。今日は自分で書いたメールが100通を超えそうだった。ほぼパンク状態。

心もややすさんでいる中、残業中に書類を提出にやってきたプロジェクト関係者が「仕事お疲れさまです」とあったかいホットティーとチョコレートを差し入れしてくださった。メールや電話ではしょっちゅうやり取りしているけれど、実際に会うのは2-3回目。あったかい紅茶でチョコレートがとけないようにと別の袋に入れて渡してくれるあたりの心遣いに感動して、相手がひくくらい大きな声で感嘆の声を上げてしまった。去年もそう言えば、メールの時間がすごく遅いですけど大丈夫ですかと、プロジェクト関係者がインドネシアの風景の写真を何枚か送って下さった。殺伐とした領収書の合間に見る山々にほっとして、すごく癒されたのを覚えている。感激してるだけじゃなくて、私もそんな気遣いのできる人になりたい。

家に帰ると料理を作って私の帰りを待っていてくれたであろう夫が、力尽きて寝てしまっていた。ツイッターで「自分史上最高の蒸し鶏ができた」とつぶやいていた夫。私が一昨日蒸し鶏食べたいと呟いたのをキャッチして作ってくれていたのだった。その他、エビとタケノコとブロッコリーの春っぽいお料理とかが台所に散らかっていて、電気が至るところでつけっぱなしで、私を長いこと待っていてくれたのだと思うとなんとも切ない気分になる。台所の電気を半分だけつけて、愛のこもった晩ごはんを食べた。ちょっとしょっぱくて美味しかった。