釣りに行けず

tomokito2014-03-21

朝5時過ぎに起きて、鳴門海峡の方へ釣りに行く準備万端というところで伯父から電話。なんと強風で釣船が出せない可能性が高いと言う。結局その後漁師さんからの連絡で、今日は釣りに行けないことになった。がくっ。そのために淡路までやって来たのに。窓をあけると、雨は降っていないものの確かにゴーゴーという風の音が聞こえる。

とはいえ天気はどうすることもできないから、気を取り直して、とりあえず今泊まっているホテルライフをチェックアウトギリギリまで楽しむことに。ここ、伯父のつてで予約してもらったのだけど、部屋に和室や寝室やリビングがあって、バスルームには海とヨットハーバーが一望できるジャグジー付きの広いお風呂。今まで泊まったどんなホテルの部屋よりもゴージャスかもしれない。釣りに行ってたら日が明けた後の景色は見れなかったはずだから、景色を眺めながら朝風呂に入って朝のホテルライフを満喫した。朝ごはんは二度寝が長引きすぎて食べ損ねたけど。

お昼は洲本で鰻丼とタコ天定食を食べて、バスで神戸に戻り、そのまま三宮の行きつけのお店でマッサージ、そして見たかった映画「それでも夜は明ける」。英語の題名は「12 years a slave」。英語の方が事実の暗さを表していて、邦題の方がその先の希望を描きたいという想いが伝わるタイトルだ。映画自体は暗く重く苦しい部分が大きかったけれど、こんな制度が紛れもなくそのときそこに存在していて、これだけも苦しんだ人がいた。そして今はそんな事実を真正面から捉えられる時代になった。時代は動いている。久しぶりに正統派の映画をじっくり見た。

実家で晩ごはんを食べ、日本酒をはさんで饒舌になる父親の楽しそうな姿を見つつ、帰宅。本当はクーラーボックス満タンのメバルを持って帰る予定だったんだけどな。