映画「そして父になる」

tomokito2013-10-02

仕事の後、職場の歓送迎会にちょこっと顔を出し、ビールをコップ2杯飲んでから、職場の目の前にある映画館へ。ずっと見たかった映画「そして父になる」。

世界で最も敬愛する映画監督がカンヌ映画祭で審査員賞を取ったということで、間違いないとは思っていたけど、やはり是枝監督は裏切らない。家族って何?血の繋がりって何?共有した時間の長さや密度って何?人は何でもって人を愛するのだろう?

夫と私は血の繋がりはない。でも深い愛がある。それは血の繋がりではない愛情だ。父と母とは血が繋がっている。そして深い愛がある。それは血が繋がっているゆえの愛情なのか、それとも共に過ごした時間の長さや密度なのか、なんなのか。そもそも血が繋がっていなければ成り立たない関係というものはあるのか。

色々考えながら家に帰る途中、こじゃれた立ち呑みやに立ち寄り、夫と映画について語りながら一杯二杯。今日は家族というものについての夢を見そうな気がする。