テレビをつけないでごはんを食べたい

残業してから帰ったら、夫は京都飲みから帰ってきていない模様。酒盗&香菜パスタを食べながらテレビをつけたら、「あなたが聴きたい歌の4時間スペシャル」って特番が終盤をむかえていて、食べなあかんわ、歌わなあかんわ、大忙し。

でも、矛盾するようだけど、テレビを見ながらごはんを食べるのは基本的に好きじゃない。1人のときはこうやってつけちゃうことも稀にあるけど、子どもの頃からごはん時のテレビは禁止だったし、そもそもダイニングにテレビがなかった。ごはんは家族で喋りながら食べることが普通で、それに拒否反応を示した時期もあったけど、結局それが私のスタンダードになった。そして、夫も同じようにテレビをつけないでごはんを食べる習慣の人だということを結婚してから初めて知った。

こういう小さな感覚が合うって大事だ。テレビを見ながらごはんを食べる習慣がある人にとってテレビをつけながら食べることは当たり前すぎて、もう一方の人がそのことを不満に思うことの意味が分からないだろうけど、どうあるべきという話ではなく、こういう小さな感覚があっていることが日常の満足感をより大きなものにする、と思う。