東京家族はいい映画でした

tomokito2013-02-11

朝早起きをしてバスに乗り、一路神戸へ。もっとゆっくり高知を楽しんでから帰っても良かったんだけど、連休なのに毎日仕事をしつつ、私が送ったうな重写真を見て悔しがってる夫を1人にしておくのもかわいそうで、急いで帰る。

お昼は夫の希望で、昼間から空いてる高架下の居酒屋へ。1杯目のビールは250円というタイムサービスっぷりのせいか、昼間なのに結構酒盛りをしている人がいた。

ごはんの後はずっと見たかった映画「東京家族」。私に連れられてきた形で映画を見ることになった夫は、見終わった後「何度も泣いた」との大絶賛ぶりで、しきりに感動したシーンを思い出しては遠い目をしていた。山田洋次監督らしくつくりが細やかで、どこにでもありそうな家族のちょっとした距離感とか関係とか、言いたくて言えないあれこれとか、つい言い過ぎてしまって後悔する言葉や言動の数々とか、お母さんの優しさとかお父さんの頑固さとか、目に見えない大きな絆のもとに家族の小さな日常の1つ1つが丁寧につくられている。鑑賞者はおじいちゃんおばあちゃんが多く、予告編をやっているときの私語とか映画の途中のいびきとか色々気になったけど、いい映画だったから良しとしよう。

今日高知から帰ってきたとは思えない充実っぷりの勢いそのままに、夜はお鍋てんこもりにおでん。うまかー。

http://www.youtube.com/watch?v=BgudluxBlCc:MOVIE