四万十満喫デー

tomokito2013-02-09

朝7時すぎに中村改め四万十市に到着。駅から歩いても5分くらいの距離なのに、一緒にバスで帰った友達のお父さんがわざわざ駅まで車で迎えに来てくれてた。これから1泊2日みっちりお世話になります。

ゆっくりおうちでコーヒーをいただいてから、9時開店のご実家洋菓子店にお邪魔。ケーキの仕込みや準備ってこんな風に行われてるんだ。美しく飾られていくイチゴの余りいくつかは、友達の姪っ子が毎日食べてるという。なんたるぜいたく。ケーキ屋に生まれる特権だ。

昼前からは友達とお母さん手作りのお弁当を持って、近くの公園へ。公園と言ってもその名も「土佐西南大規模公園」というだけあってバカでかい。すべり台1つとっても、長くクルクル2段重ねになっていて、1回降りると登ってくるのが大変なぐらいだ。そんなすべり台を娘と一緒に降りたり登ったりしている友達の弟を横目にお弁当を腹いっぱい食べて、家から持ってきた新聞読んで、芝生で昼寝とか。毎日イチゴを食べることと同じくらい、毎日この芝生で昼寝したいと思うくらいぜいたくな時間だった。

ケーキ屋のケーキを色々試食させてもらってから、隣の市の宿毛でダルマ夕日観賞。このダルマ夕日というのは、気温が水温を下回ったときに起こる現象らしく、太陽が水平線に沈みかけるとき、海面から上がる水蒸気の層を通る光が屈折して太陽が海面に映し出され、海からダルマが顔をのぞかせているように見えるものらしい。今日はあいにく水平線ギリギリのところにうっすら雲がかかっていたのでダルマにはならなかったのだけど、でもわざわざ見に来る価値のある美しい夕日が見られたので良かった。

1日はまだ終わらない。夜は、友達のご両親と弟一家みんなで「わかまつ」へ。ここは余島の後輩で妹の同級生の実家がやっているお店で、高知に遊びに行く余島関係者は必ずここに行くと決まっている。今でこそメジャーだという塩たたきも、実はこの店が発祥らしい。初わかまつの私のために、友達家族が四万十の美味しい物づくしを色々と注文してくれて、お刺身やお寿司、四万十ノリの天ぷらや青のりのすり身、塩タタキ、鮎の塩焼き、うに雑炊など盛りだくさん。心の底からあたたかく、ホントの家族のように仲間に入れてくれるステキな人達に囲まれて、高知を大満喫中。