映画「思秋期」

tomokito2012-12-05

夫が泊まりがけ忘年会なので、久しぶりに1人映画「思秋期」。予告を見ると心温まるヒューマンストーリーのようだったけど、映画の9割くらいは重たくて、思ったよりもしんどい映画だった。でも、残りの1割で人間の再生する力みたいなものを感じさせてくれる映画でもあった。人間がむき出しで痛くて辛い。だけど心の奥の方が強い。強くて優しくて壊れやすくて、でも苦しい中に穏やかな愛が感じられる最後だった。

マーガレット・サッチャー鉄の女の涙」に出ていたという主演女優オリビア・コールマンの演技がとにかく秀逸。今年見た映画の中で、断トツナンバーワンの演技だ。間違いない。

帰り道に豚骨ラーメン。背脂少なめであっさりしてたけど、気分がずっしりしていたのでこってりラーメンのよう。