ヤマンバがセレブに変わる

毎年恒例のNGO関係者賀詞交換会へ。

そこで初めて出会った方が介護施設で働いておられる方だったので、祖母のお葬式に祖母が最後に入っていた施設のスタッフの方々が来て涙を流しくれたことがとても嬉しく心に響いたと伝えたところ、その方が涙を浮かべて喜んでくれた。そして、介護施設で働くことのやりがいについてこう話してくれた。「多くの高齢者の人たちが、施設に入るときはあれが出来ないこれが出来ないの出来ないづくしで、見かけもヤマンバなわけ。そのヤマンバがしばらくしたらセレブに変わる。これがまさにこの仕事のやりがいなの」と。人間やっぱり自尊心なんだなと思う。出来ないと思っているのは実は第三者の決めつけであって、その姿勢が出来る人を出来なくさせているのかもしれない。

初めて出会った人だけど、2人で涙ぐみながら色んな話をして、とても気持ちの良い時間を過ごすことが出来た。今年も出会いにあふれる1年になるといい。