「仕事と出会う、人と出会う」

中高時代の友達が先生をしている小学校で「仕事と出会う、人と出会う」のタイトルで、パネルディスカッション。

今回は事前に7つくらいの質問が渡されていて、もう1人のゲストスピーカーとして来ていたお医者さんと一緒に、司会の人が質問を投げ、こちらが答え、時々お互いの答えに突っ込むという形式で話を進めていった。5組160人という大人数だったけど、事前に打ち合わせをしていたこともあり、和やかな感じであまり緊張せずに話ができたような気がする。でも、「この仕事をしていて苦労することはなんですか」という質問で、いつも話す「生活と仕事のバランス」について話をしたのだけど、「大切な人の死に目に会えないかもしれないという状況に置かれると、大切な人を犠牲にしてまでするべき仕事ってあるのか」という話をしたとき、そこだけ声がわなわな震えた。

他に子ども達から出た質問が、「生まれ変わったらどんな職業に就きたいですか?」自分の中からふっと湧いて出た答えが「医者か政治家」で、そんな自分の答えにびっくりしたりした。前者は途上国で人の生き死にを間近に感じることが少なくなく、教育云々の前に命を救えないと意味がないと思うことがあったから。そして後者は、必ずしも政治家でなくてもよいと思うのだけど、どんなことでも、制度や法律を変えていくという根本的な部分に働きかけなければ対処療法に過ぎないことが多いから。カンボジアで人身売買の対象となった子どもたちの支援をしていたときに強く感じたことだった。

お昼は、友達が担任をしているクラスでビーフストロガノフと牛乳とパンとブドウ6粒の給食を食べて、クラスの子たちと一緒にじゃんけんゲームとか。余った牛乳争奪戦ジャンケンをしている小6男子たちは体の割にかわいかった。

夕方から東京に向かい、東京の職場サルサ仲間と合流して六本木でサルサ。平日サルサが快感すぎるではないか。