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各県に協力隊のOBOG会なるものがあって、たまに顔を出すんだけど、今日は久しぶりにこれから途上国に出発する新隊員の壮行飲み会へ。みんな夢や希望や不安に満ちあふれていて、そして彼らを送り出すために集まったOBOG達も気持ちよく新隊員を送り出そうとする気概に溢れていて、気持ちのいい時間と空間だった。これからグアテマラホンジュラスカンボジアに旅立つという人たちもいて、ちょっと羨ましかったりして。

帰宅してからは、同僚達と週1くらいでやっている本読み会の準備。Deborah氏の「The Dragon's Gift: The Real Story of China in Africa」という洋書を章ごとに輪読し、発表者が疑問点や論点をあげ、それについてみんなでディスカッションするというもの。中国の対アフリカ援助については、ポジティブな評価はほとんどなされていないけど、実は必ずしもそうした噂や評価が事実ではないと彼女は言う。例え援助であったとしても、現地で利益を生み出す経済活動があってこそ、win-winの関係がうまれるのだと。決して否定はしない。一理ある。でも全部を信じない。本を読みながら、イギリスにいる頃ひたすらに叩き込まれた「Criticalになる」ということの意味を考えつつ、何が正しいかを判断する材料やデータを出来るだけたくさん自分の中に蓄積し、自分なりの視点をきっちり持つことの意味を考えながら、眠い目をこすりつつ読む。

いや、今日言いたかったのは実はそんなことじゃなくて、先週の夜だって、週末だってたくさん時間はあったはずなのに、どうしても準備がいつも前日の夜になってしまうヨヨワヨワな私のこと。今日も24時くらいから2時くらいまでものすごい勢いでなんとか読んで、どうにかなってしまったから、ギリギリガールは反省を知らない。そんなことを書こうと思ったのだった。眠い。

The Dragon's Gift: The Real Story of China in Africa

The Dragon's Gift: The Real Story of China in Africa