カレーの合間に学生紛争

仕事関係者とインド料理

この仕事に関わる先生方は学生紛争の最前線にいた人たちで、今日もマトンカレーとダルカレーの間に、革マルとか中核とか民青とかそんな言葉が飛び交っていた。学生紛争の神髄が理解できていない私にはだいぶちんぷんかんぷんな議論だったけど、そういえば、私の父親もそういう運動にかなり関わっていたと聞いたことがある。ちなみに、今日一緒にごはんを食べた先生は「僕、運動部だったんですよ。具体的には剣道部。」なんて言っていたけど、よく話を聞いてみると、運動=学生運動、剣道=警察とやりあっていた、ということだった。2度ほど額に投石があたり、流血したんだとか。

平和ぼけした時代に大学生だった私には理解できないけれど、そこまでかけて、大学の自治や政治に命をかけられるということがすごい。自分も含め、現代の大学生は「なんのために」というところの強さがないのかもしれない。