夫の学校の文化祭

夫の学校の文化祭へ。

実は、私が高校の頃ここの文化祭に来たことがある。当時、何がどうなってそうなったのか覚えていないのだけど、「フィーリングカップル5対5」みたいなイベントに出る羽目になり、相手の顔もちゃんと見ないまま×を出して、そそくさとイベント会場を後にしたのを覚えている。まさか20年後にその学校の先生と結婚することになるとは、人生摩訶不思議である。

男子校の文化祭ってもっとむさ苦しいかと思っていたけど、文化祭に来る女子達に群がるという構図はあまり見られず、それよりもマニアックを極めた文化部がひしめき合っているのが面白かった。鉄道研究部とか物理部とかクイズ研究会とか、1つ1つが極めていてレベルが高い。世の中ではそういう集団をオタクと呼ぶのかもしれないけど、オタクは立派なプロフェッショナルなのかもしれない。

来ている層としては、女子高生の割合よりも小学生達の方がはるかに多くてびっくり。生徒の立場になってみると、自分たちのクラブや研究の成果を見て欲しいのは小学生ではなく同じ学校の後輩や先輩、違う学校の同年代や卒業生なんかじゃないのかなって思ったりするけど、もしかしたら彼らも入学前はこんな風に文化祭に来て、学校の空気を肌で感じていたのかもしれない。

文化祭では夫が受け持つ学年の生徒や家族もたくさんいて、何故か生徒が私達を見てモジモジしたり、ニヤニヤしたり、叫んだり、生徒のお母さん郡がキャーキャー言ってたりするのも新鮮な1コマだった。こういうのは1年くらいするとおさまるもん、だよね?