現場を知る

tomokito2011-03-03

朝からカレー。一緒に出張に来た先生曰く「そうめんをゆがいて、ざるにあげて、1時間くらいほったらかして乾燥しかけたそうめんみたいなやつ」に、色んな種類のカレーをかけて右手で食べるのが、スリランカ式の朝ごはん。

今日は1日現地で調査とかミーティングとか。日本で仕事をしていると、ついつい誰の何のために仕事をしているのか分からなくなることがあるけれど、こうして現場に足を踏み入れると、どこの誰にどんな風に何を届けようとしているのか、相手の具体的な像が明確になる。どんな顔をして、何を考えて、何を待っているのかが具体的に想像できる人たちの顔を思い浮かべながらこれからの仕事を進めることが出来るということは、自分のモチベーションをあげられる、より現地の人に届く仕事をできるというだけでなく、仕事の原点を自分の中に持てるという意味で、大きな意義がある。

車で南部・中央部の学校や教育委員会や関連団体を訪ねて回り、やっとホテルに戻ってきたのが夜23時。ホテルのレストランも小さな町の食堂も既に閉まっていて晩ごはんは食べられず、今日訪問した学校でもらったバナナを食べてから寝た。蚊取り線香を焚いて寝たのに、足の甲には、それぞれ20個近い蚊ともダニとも分からない赤いぽつぽつが。