トリプルヘッダー

朝は、仕事関係でお世話になっている学校で「モチベーション講座」基本編とやらの聴講。日々の生活で行っていることを全て書き出して、それを快楽と自発性の度合いによってマッピングしていくというワークをやったんだけど、自分が普段行っていることの多くが強制的にやらされている活動というよりも、自分がやりたいから行っている活動であり、仕事も含めてそれが不快というよりは快楽に近いということが分かった。授業は、そこからはマズローの欲求階層モデルの説明にうつるはずだったらしいんだけど、時間切れで今日はここまで。もうちょっと先まで聞きたかった。

午後は映画「告白」。とことん暗く、血生臭い映画だっただけど、色々と考えさせられるうまいつくりになっている。と同時に、結局のところ、色んな人の告白の何が本当で何が虚実だったのかの訳も分からなくなる混乱させっぷりの上手い映画。さらにこの中島監督という人、見せ方がうますぎる。映像という手段を巧みに利用して、スローモーションだったり、足だけ写してみたり、雨をアップで見せてみたり、見せ方がすごくいい。映像を見ているだけでそこにある空気感と色気を感じられる見せ方を知っているというか。

夜は、余島な人たちと年に2回の定期飲み会。最近は20代から60代までが幅広く集まるようになってきて、会にも深みが出てきた。さらにその後三宮で深夜まで飲み直したりして、何やかんやと忙しい1日だった。前向きな忙しさって言葉が存在し得るならそんな1日。