イメージ先行

tomokito2009-11-12

コロンビアって危険、危ないというイメージが先行しているけど、意外に治安が良くてびっくり。いや、性格に言うと、危険一辺倒でないことに驚いた。首都は1〜6のエリアに分けられていて、6が一番の高級住宅街となるのだけれど、6エリアでは水道料金や税金が他より高い分、治安が他より良く、夜でも子供を連れて外を歩ける。夜に外を歩くなんてホンジュラスでは絶対に考えられないため、いやはやびっくりした。

その分、怖いのが誘拐らしい。外国人は身代金目的で誘拐される確率が非常に高いため、多くの企業や機関に勤める人がボディガードをつけている。姉家族も例外なく、レストランも市場もスーパーもどこに行くにも後ろからボディガードがついてくる生活で、最初は外を歩けるなんて羨ましいと思ったけれど、常にボディガード付きの生活っていうのはなんだか落ち着かないところも。

今日は野菜や果物を買いに市場に行ったのだけど、あまりのきれいさにびっくり。市場といっても店が整然と並んでいて、道が整備されていて、屋根があって、値段交渉も少なくて、ホンジュラスの市場と全然違う。こんなに国としての底地からが違うのに、同じ「途上国」というカテゴリーに分けてしまうのは、ちょっと無理があるのかもしれない。

午後はボテロの美術館へ。ボテロはコロンビアで最も有名な画家で、全ての絵画や彫刻の対象が太った人であることで有名。ボテロと聞いて最初はピンとこなかったのだけど、絵を見てあの人か!と気がついた。デブ専って言うと失礼な言い方だけど、でもそうだよね。絵はユニークで、一度見ると忘れない深い絵が多かった。結構好き。

今日はさらにスペイン語のオーラルテストを受けて帰宅。オーラルテストの面接会場の机の上に、面接官が食べ残した食べ物と飲みかけのジュースが転がってるのは、いかにもラテン。