じらしの日本語

数日前、分数も住所も氏名も、日本は全体が先で西洋は核心が先って書いたけど、文章の作りも同じだ。

英語やスペイン語は、主語の後すぐに動詞が来るので、まず誰が何をしたかがすぐに分かる。でも、日本語は文章の最後になるまで、結局何をしたかが分からない。例えば、「私は昨日の夕方、新宿のアルタ前で好きな人に突然」まで文章が進んでも、好きな人に突然キスされたのか、振られたのか、殴られたのか、プロポーズされたのか、最後まで分からない。一方スペイン語は、主語によって動詞の活用が変わるから、主語を省いて最初に動詞を言うだけで、誰が何をしたのかすぐに分かる。これも、全体を優先する日本と、核心を重んじる西洋の象徴だよね。

これを書きながら、友達のブログを見ていたら、タイトルが「知り合って11年目・・・結婚6年目で・・・ 」となっていた。これも日本語じらし作戦?