ホンジュラスのクーデター

tomokito2009-06-28

朝の4時半頃ブエノスアイレスに到着し、タクシーで友達んちへ。こんな朝早くに到着して友達を起こすことになるなんて申し訳ないと思っていたら、友達は友人宅ホームパーティーで飲んで帰ってきたところだった。アルゼンチンではしばらくこの不良少年のお世話になる予定。

午前中ひと眠りしてからまず腹ごしらえに友達お気に入りのピザ屋さんでランチをしていたら、CNNでホンジュラスクーデターの速報が流れていた。胸がざわざわする。

ホンジュラスでは確かにここ最近不穏な動きが続いていた。というのも、来年1月に大統領の4年任期が終了する予定なのだけど、大統領は憲法が認めない連続再選の道を模索するため、国民投票改憲の是非を問うことを決定。最高裁や選挙委員会がこの国民投票を違法と判断しているにも関わらず、国会や軍の反対も押し切って国民投票を強行しようとしたために、どんどん孤立し、最終的に軍がクーデターを実施したのだ。先週から既に不穏な動きが続いていたため、木曜日から日本人は自宅待機ということで、一時は飛行機が飛ばないかとも思われたんだけど、なんとか飛行機が飛んで休暇に突入した矢先だった。まさか本当にクーデターが起こるとは。既に他人ではない国ホンジュラス。国外にいてほっとする気持ちと、ホンジュラスを想って不安で心配になる気持ちが入り混じる。帰国したら、職場の主要人物がみんな変わってたりするかもしれない。

そんなこんなでクーデターのことが気になりながら、骨董品マーケットや屋台を巡って、普段ほとんどそそられることのない購買意欲がムキムキと顔を出し、予想以上の買い物で散財。でも、その分心も体もハッピーになったので良しとしよう。夜は高級日本料理屋さんのすき焼き食べ放題に連れて行ってもらう。お腹が許容量をはるかに超え、破裂しそう。

そして、帰宅後CNNでホンジュラスの様子を確認。ガバナンスが整わない状態では、教育の議論なんてできない。心配です。