希望を失わないこと

朝5時起きで国内出張へ。気温が40度近くにもなるベトベト蒸し暑い地だったけど、やる気のある先生たちに出会った。この国の教員たちは総合的に見ると中南米最高とも言われる高い給与をもらいながら、ストばかりしているという印象だけれど、全体でひとくくりにしちゃいけないときもある。中にはこうやって一生懸命現状を変えようと頑張っている先生たちがいる。希望だ。

夜は友達たちと久々に映画へ。クリント・イーストウッド監督の「チェンジリング」アンジェリーナ・ジョリー扮するシングルマザーのもとから9歳の息子が姿を消してしまうのだが、警察が発見したという息子は別人で、、、という実話。真実の重さに涙も出ず、映画が終わった後しばらく立ち上がれなかったけど、決して暗いだけじゃないいい映画だった。クリント・イーストウッドの映画は暗いものが多いけど、深みと重みがあって好き。アンジーはセクシーなだけじゃなくて、演技も素晴らしい。夜食のハンバーガーを食べながら、人と社会を動かすのはやっぱり愛と希望なんだと思った。

出張に映画、トリップの連続で、一体何が現実なのかが分からなくなり、現在心と体がバラバラの方向に向いている感じがする。