言葉が自分のものになっていく感覚

この数ヶ月でスペイン語の文書能力が少しあがったと思う。議長期間中にたくさんのメールを書いたから。

複数の援助機関に送信する一斉メールや重要なメールは、アシスタントにチェックしてもらってから送信している。修正してもらった文章やよく使うフレーズ、表現などを、送信前に書き留めておくようにしているのだけど、最初は書き留めたフレーズをまねているだけだったのが、何度も使っているうちに自分の言葉になっていき、ノートを見なくてもそうした言葉を操れるようになってきた。言葉ってこうやって身に付いていくんだという過程をなんとなく感じている。

言葉ってまねることでしか身に付かないんだと思う。まねることでしか状況に即した言葉を操ることは出来ない。日本語を身につけたときも、小さいながらきっとこうやって日々身の回りの人の言葉をまねつつ自分の言葉を獲得していったんだろうなということをぼんやりと想像したりしている。