東京4日目

tomokito2008-08-04

朝、時間があったので近くにあった相田みつを美術館へ。自分の人生哲学を言葉にする類の人ってあんまり好きではないのだけど、ふらっと入ったわりに、今の自分と重ねて色々考えさせられた。

昼からは中高時代の友達とランチ。翡翠チャーハンとフカヒレスープのセットを頼んだんだけど、一瞬チャーハンの中に翡翠が入っているのかと思ってしまったよ。そんなわけないか。ひとしきり女子トークを楽しんだ後、一緒に友達、吉野祥太郎個展へ。本物の作品を目にするのは初めてだったんだけど、すごく想像力がかき立てられる作品たちで、作品を眺めていると脳内がうずうずした。五感で楽しめるアート。是非、ホンジュラスに来てワクワクする作品を作って欲しい!

夕方30分だけ時間を作って、昨日生まれた友達の赤ちゃんを見に行く。この子、一昨日友達が陣痛に苦しんでいたときにお腹にいた子なんだよね。そう思うとなんだかものすごく感激して、赤ちゃんを見て泣いてしまった。命ってすごい。心を震わさせてくれてありがとう。

さらに、晩ごはんまでの小一時間でカンボジア時代の同僚に会う。いつも力強く生き抜いている人だけど、心が色々揺れている様子。「私はいつでも応援してるからね」と言って別れようとしたとき、彼女の目からポロポロと涙がこぼれ落ちて、渋谷の交差点で私も一緒にもらい泣き。大丈夫。そんな波も乗り越える大きな力を持っていることを、私は知ってるから。

夜は中南米関係者と飲む。懐かしい顔にビールも進むってもんよ。でも、久しぶりに援助の話とかをしてちょっと頭がクラクラしてしまった。頭の中が休みモードの時って、かたい話を頭が勝手にはねてしまったりするみたい。そしてホンジュラスでお世話になっていた方から「その頭で現地に戻るの?」と真顔で聞かれた。え、だめ?

そして夜遅く、いつも泊めてもらう留学時代の友達んちへ。家の中に和風のランプや木の枝や篭なんかがたくさんあって、家の中に囲炉裏とかが出現しそうな勢いだ。でもこの田舎の民家風な家がすごく落ち着くのよね。それにしても、あなた焼けすぎです。私たち、もう若くないのよ!