カーニバル前夜祭

tomokito2008-05-23

首都から車で7時間くらいのセイバという町で中米一というカーニバルがある。今年は日本人が総勢80名近く集まって、このカーニバルで御輿をかつぐことになっているので私も参加。海沿いの町なのでとにかく暑い。汗がしたたり落ちる。

今日は夕方から夜にかけて、町の中心に作られたステージの上で約2時間の日本文化紹介を行う前夜祭があるので、朝からリハーサルや舞台の最終確認など。和太鼓に始まり、剣道、3種類のエイサー、獅子舞、空手、合気道、ソーラン節ととにかく盛りだくさんだった前夜祭は、多くの人が集まってなかなかの盛況だった。こういうところにいると、折に触れて日本のこうした幅広く奥の深い文化を誇りに思う。そして自分の国を誇らしく思えることに喜びを感じる。

でも、人が集まるところにはスリも集まるもので、今日だけで周りにスリ未遂が何件か。前夜祭のステージを見ている際に隣にいた地元の人に「あの人はスリだから注意した方がいい」と教えてもらったのだけど、目深にかぶった帽子、何故か手に巻かれたタオル。ステージを見ているように見えて、実は視線はステージを見ている人たちの腰にあり、必要以上に背後から近づきながら怪しげな動きをしていた。そのスリを見ている私の方がやけにドキドキしたりして。

さて、明日はカーニバルの本番。