長い旅路

夕方日本を発ち、12時間強のフライトでヒューストンへ。中南米に行くときはヒューストン経由が多いのだけど、いつも中途半端な乗り継ぎ時間だったりして町に出ることはない。でも、今回は7,8時間の乗り継ぎ時間があり、航空会社が用意してくれたホテルで休むと寝過ごしてしまうか、次の飛行機で眠れなくなりそうだったので、町に出ることにした。ちょうど、飛行機でお隣に座っていた天然ガス関係の仕事をされている方が会社の車で町に出るというので、一緒に乗っけていってもらう。ワーイ。

その方曰く、ヒューストンは「Culture Vacuum」と言われるくらい文化のにおいのしない、だだっ広い何もない町だと言う。「町にはなんもないよ」と言うので、この町で一番大きいというショッピングモールへ。こういうところに来ると、あーアメリカに来たんだという感じがする。2,3時間もいれば十分かと思ったけど、結局いろんな店に出たり入ったりしているうちに4時間くらい。ExpressとAbercrombie & Fitchでお買い物。アバクロかっこいいよ。ずっと欲しかったかっこよくてだるいジャージをゲット。

アルゼンチンまでの飛行機はさらに10時間。お隣に座った方が、出発前に日本語混じりの英語で家族に電話していたので、「日系人の方ですか?」と尋ねると、「タイ人です」とのお答え。タイからアメリカに移住され、仕事で福岡に住んでいたときに奥さんと出会って結婚されたんだそう。私が寒がっていると、自分の毛布を私にくれた。コプクンカー。お互いの仕事話で盛り上がる。

長い長い旅路を経て、アルゼンチンに到着。やっぱり遠いね。