紅白

晦日だというのに、大掃除もせず、おせちの手伝いもせず、年賀状を作ったり、ラーメンを食べに行ったり、クアハウスに行ったり。そして夜は、毎年のように家族で紅白を見ながらけちをつけたり、歌に聴き入ったり。いつもと変わらない当たり前が一番幸せなのかもしれない。

珍しく日本で過ごした2006年。どこにいてもみんなと繋がっているとはいつも思っているけれど、近くにいるのはやっぱりここちがいいね。去年や一昨年やもっと前の大晦日はどんな風に過ごしていたんだろうとHPを読み返してみた。2003年に感じたことを今日の雑文にかえて、今年を終了しよう。来年も今年くらいステキな年になりますように。
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2003/12/31(水)限りなさの美しさ

組み合わせの可能性ということをよく思う。

例えば音楽が素晴らしいのは、ドレミファソラシドという限られた音の組み合わせが何十万何万通りもあることに起因するんじゃないか。人生に予想がつかず楽しいのは、残りの人生の可能性が何十万何万通りもあるからなんじゃないだろうか。食事だって同じ。食材、調味料、場所、共に食べる人、幾万通りもの可能性があり、その幅が食事を豊かにする。

人生とはそういう組み合わせの組み合わせで成り立ってると思う。そしてだからこそ、倍どころか4倍も8倍も16倍も拡がりを見せて人生が深いんだよね。自分のこれからの何十万何万通りの可能性を思ってワクワクするよ。

今年はもうすぐ終わります。たくさんの出会いと、たくさんの想いと、たくさんの辛さとそこから得られた成長に感謝を。たくさんの繋がりと、たくさんの拡がりと、たくさんの反省と、そこからうまれるこれからに願いを。

来年も今年くらいステキな年になりますように。