唖然呆然の阪神戦

tomokito2006-08-18

初神宮球場でヤクルト戦。

私が球場に到着した2回表の時点で、既に8ー2という圧勝ぶり。余裕でビールを飲みながら、お喋り。六甲颪を歌って風船を飛ばした辺りから雲行きが怪しくなってきた。「ボロ勝ちで、ビール飲んでまんねん」なんて友達にメールしたのがいけなかったのか、交代したダーウィンに続く江草も橋本も投球内容がサイアク。一時は9−2だったスコアがあっという間に10ー5になり、そのうち10-10になり、ついに10-11。9回表に鳥谷のヒットで11-11に追いついたものの、ウィリアムスの連続2四球と最後は押し出しのフォアボールでサヨナラ負け。

私達が座っていたシートの前を阪神選手が通って引き上げていったのだけど、ウィリアムスはなんかうなだれて泣きそうだったように見えた。試合が終わったときはむかついてはらわたが煮えくり返っていたのだけど、「ジェフ、今度は頑張りや」と声をかける。(神宮球場は表情が分かるくらいに選手との距離が近い!)阪神選手はファンのやじを体に浴びつつ、みな無言でダグアウトに引き上げていったけど、赤星は帽子を取ってスタンドに向かって何度か小さく頭を下げた。

とりあえず無意識のうちに日曜日のチケットを買ってリベンジを誓う。でも今は、やけ酒飲んで自暴自棄になる元気もありません。3年前に甲子園で見た試合は、9回裏で風船を膨らましてからサヨナラ負けを喫したけど、今日はあの試合と競うくらいに私の野球観戦人生の中でびっくり試合だった。

球児、私たちにはあなたが必要です。