日傘デビュー

うだるような暑さで目が覚めた。そう、ここは日本。

今日は生まれて初めて日傘をさした。ついこの間までは日影より日なたを好んでいた私が日傘をさす日が来るとは、自分でもびっくり。1年のうちに白と小麦色の両方を楽しめる方が2倍にお得だと思っていたし、今もそう思ってる。夏服と冬服の違いを楽しむように、肌の色だって違う方が1年やその季節季節を楽しめると思う。

でも正直に言おう。しみが怖くなりました。しみがどんどん増えていくくらいなら、1年同じ色でいることを選ぶ方がいい。あーあ、歳を取るって退屈だね。やだやだ。

さらに帰宅してこの暑さに耐えられず、この夏2回目の冷房スイッチをオン。冷房もない灼熱の太陽の下で、しみを怖がることもなく真っ黒になって走り回っていた余島の日々が懐かしい。

人生も人の気持ちも暑さも寒さも何もかも、「そのまま」が一番だというのが私の信条やのに、ってのは大げさかな。