「点子ちゃんとアントン」

今読んでいる河合隼雄の「子どもの本を読む」に、「点子ちゃんとアントン」が出てきた。この本、子どものときに大好きで何度も読んだ本。なんとももの悲しい話のトーンに妙にひかれた。背表紙が少し破けてむけている雰囲気とか、挿絵とか、本全体の色のトーンとかも覚えている。

あのときはまさかこれがドイツの本だとは知らなかった。だって「点子ちゃん」だもん。でも今日、ドイツのケストナーが作者だと知って驚いた。「飛ぶ教室」の人。夫が大好きな本。ビックリした。

点子ちゃんとアントン、もう一度読み直してみようかな。