「ダンサー セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」
仕事帰りに映画「ダンサー セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」。
ドキュメンタリー映画が好きだ。その人を追いかけているとはいえ、その切り取り方や編集で歪められたりして、その人そのものではあり得ないんだけど、その人らしさが全く出ないということもあり得ない。それを見る側が解釈して、あぁだこうだ思えるドキュメンタリーってやっぱりいい。
彼は天才であるが故に持つ孤独と戦っているようだった。このドキュメンタリーを見ずに彼の踊りだけを見ていたなら、天才としか思わなかったかもしれない。その孤独さを知ったからこそ、彼の天才的な踊りに余計に引き込まれた。内なる自分と外からのプレッシャーの両方で彼は戦い続けているのかもしれない。