ゲストハウス構想

仕事帰り、友人に紹介された韓国人の若者に会った。

初めて会うといっても、もちろん出会い系とかそんなのではない。この彼、神戸を訪れた外国人と地域を繋ぐ地元密着型ゲストハウスを作ろうと奔走していて、友達から是非相談に乗るために会ってやって欲しいということだったのだ。

一般的な韓国人と同じように、教科書や世論から学んだ日本に嫌悪感を持っていた彼。それが、日韓友好イベントを通して日本人の友達ができ、そこから日本に興味を持ち、日本に留学し、日本人と結婚して、日本の見方が180度変わったという。自分の偏見が変わっていったように、海外の人達にも日本や日本人のよさに触れて欲しいという思いからゲストハウス構想を立ち上げ、東京で住み込みの修業をして、やっと神戸に物件を見つけたところまできた。そりゃ応援したいに決まってるでしょ。

特に共感したのは、物件を見つける前にとにかく地元を理解し、地域の一員となるために、商店街の色んなイベントを手伝ったり、地元の人達とお酒をくみかわしたりして、人の繋がりをとにかく重視していること。人は人に支えられて根付くのだ。

ゲストハウスがオープンしたら、バックパッカー神髄講座でも開きたい!と伝えておいた。