大儀見元という天才
小学校からの先輩に誘われて、元オルケスタ・デ・ラルスの大儀見元＆カルロス菅野のライブへ。飲み込まれた。なんだ、あの音感とリズム感を持つ天才は。
大学時代、友達に誘われてオルケスタ・デ・ラルスの野外ライブに行った。サルサというジャンルがどんなものかもよく分からず行ったけど、その圧倒的な楽しさにやられてしまい、そこからすっかりファン。グアテマラにいるときは、時折ラジオから流れてくる彼らの音楽に助けられた。よく流れていた曲が「サルサに国境はない(Salsa no tiene la frontera)」。音楽でそれを伝えていてくれていた気がする。グアテマラ人の友達が「彼ら、日本人なんだろ？ラテン人みたいでかっこいいよな」と言ってくれるとき、自分のことのように誇らしかった。
まばたきをしている間に見逃してしまいそうな大儀見元のパーカッションは想像を超えていた。先輩が彼と知り合いだというので写真まで撮ってもらっちゃって、シャンパンとワインをボトルであけちゃって、もう気分はサイコー。
