「トゥルーマン・ショー」をめぐって

夫がすごく好きな映画「トゥルーマン・ショー」をDVDで見た。衝撃的だったし、泣けた。

でも問題はそこではない。夫が私にこの大好きな映画を理解して欲しいと思うがあまり、途中で時々ヒントめいたことを言うのだ。いや、気持ちは分かるよ。でも1回見ただけでは分からないことがあってもいいと思うし、人によって映画の捉え方が違ってもいいと思う。それに自分のスタンスで理解したい。ちょっと難しい算数の問題を手助けなしに解いて達成感を得たい。そんな感覚に似ている。

夫の言動の根底には「これが好きだという自分を理解して欲しい」「好きなものを好きな人と共有したい」というポジティブなベクトルが見えるから理解はできるんだけど、私がそれを受け止めて100%そっちに向かう程大人になりきれてないのです。