マニアック文化祭

tomokito2014-05-02

私のGWは本日よりスタート。平日1日を含む5連休。やほほーい。

初日の本日は夫の学校の文化祭へ。今日明日と2日間開催されているのだけど、祝日はものすごい人でゆっくり展示を見たり講演会を聞いたりできないので平日がいいのだ。中高の文化祭とは思えない深さとマニアックさが面白くて、結構毎年楽しみにしている。物理研究会で生徒が説明してくれる展示の意味が難しすぎてよく分からなかったり、ドラえもん同好会のクイズがマニアックすぎて1問も解けなかったり、生徒の中学入試予想問題が難解すぎて解く気にもならなかったり、LEGO部が作る校長先生の似顔絵がビックリするほどそっくりだったり、そんな中でサッカー部がやってるお化け屋敷はどこかチャラチャラしていたり、文藝同好会の推薦図書にラテン文学が多くて嬉しかったり、生物部は医者並みにカエルを解剖していたりと色々と面白い。

中でも今回は東北企画で聞いた福島の旅館の女将さんの話がとても良くて、何度か涙がこぼれそうになり、そして何度か本当に涙がこぼれた。こんな機会を中学高校の文化祭で創っている学校はステキだと思ったし、これからの世の中を作っていく若い世代にこそ3.11の話を伝えていきたいという女将さんの姿勢もステキだった。

もう1つ、生徒会長による学校大解剖のコマも面白かった。生徒の視点から見た学校をありのままの言葉でおもしろ楽しく語っていて、生き生きとした学校生活が手に取るように伝わってきた。きっとこの生徒会長のプレゼンも先生のチェックなしでなされてるんだろうなという開けっぴろげさがこの学校のいいとこなんだろう。

そして毎年恒例の夫顧問である卓球部の対決。中3の子が私の相手をしてくれたのだけど、家から卓球ラケット持参で挑む私に若干ひきつつ、部長の「先生の奥様だから失礼のないように!」という言葉にびびりつつ丁寧にラリーをしてくれて、15分の卓球対決を満喫。

若い元気なエキスをもらって、勝手に元気になって帰ったのだった。夜は職場の同僚とラオス料理を食べに行き、GW初日を満喫。良い良い、休みは良い。