泣いたり悩んだりするから人生は美しい？
仕事帰りにおうどん食べて、帰り道にあるぬるぬる湯質の源泉がわき出る銭湯でひとっぷろ。
女3人で露天風呂につかりながら、人生ってやつは浮いたり沈んだりするけど、喉元すぎれば熱さを忘れて何が熱かったのかすら忘れるから、結局人生ってなんとかなるもんよねって話を延々と。40年それで生きてこれたから、残りの40年くらいも多分大丈夫だと楽観的な私達。
そう言えばホンジュラスにいるときに仕事のプレッシャーで押しつぶされそうになって夜中に飛び起きたり、どうしても許せないことで会議中に不覚にも泣いてしまったりして、もうこの国から走って逃げ出したいと思ったことが何度かあったけど、落ち着いて今考えてみると誰かが死ぬわけでなし、それで地球がどうのこうの動く話じゃない。そんなことを思い出しながら、帰宅してホンジュラスでしんどかったときに聞いていたケツメイシの歌を久しぶりに聴いた。あのとき、「泣いたり悩んだりするから人生は美しい」って歌ってるけど、人生ってやつは本当にそうなんだろうかと問いかけながらこの歌を聴いていた。そんなあの頃の気持ちを思い出す。
