Happily stressed and busy

ストレスがないという状態はありえるんだろうか。

今の仕事はホンジュラスの仕事に比べると、背伸びすることも少なく、緊張で足が震えたり、プレッシャーで夜中に飛び起きたりすることもない。でも、ストレスが全くないかと言うとそんなことはなくて、今日もちょっと難しいプロジェクトの話し合いで頭を抱えたり、解決策が見いだせなくて悩んだり、歯にもの着せぬ言い方のメールに腹を立てたりした。だから、ストレスはある。でも、そのストレスの度合いが、なんというかちょうど良いのだ。

ストレスがないという状態が仮に可能であったとしても、ストレスが全くないというのはどこか物足りないような気がする。負のベクトルが働いているからこそ、その逆向きの力が働いたときの反動が大きいというか。前向きなストレスという言い方が正しいのかどうか分からないけど、ストレスや壁や問題を克服すれば、ほんの少しでも物事が進んだり自分が成長したりやりがいを感じたりするものであれば、程よいストレスって悪くないと思う。

なんでこんなことを考えたかというと、フィリピン事務所で働く女性スタッフが「Happily stressed and busy」が理想的だと社内報に書いていたから。海外っぽい思想だなと思ったけど、共感するところが結構ある。