中高時代のパワフルな先生

tomokito2012-08-19

朝ごはんのホットケーキを食べながら、またまたちゅらさん。ドキドキ、この先どうなるんだろ。

後ろ髪を引かれる思いで家を出て、チャリで摂津本山へ。今日は、中高時代の恩師を囲んでのランチなのだ。私は担任を持ってもらったことがないけど、高校1年、2年のときに私達の学年の担任で、高校3年間現代社会と世界史を教えてもらった。教科書を使わないダイナミックな授業をする先生で、暇さえあれば旅をしていて、その旅先で見たもの、食べたもの、出会った人、感動したことを目をキラキラさせながら、唾をピシピシ飛ばしながら授業をしてくれた。高校時代最も印象に残っている先生の授業はと言えば、この先生の授業をあげる。

「時間はお金で買えないから、お金を借りてでも旅をしなさい」。先生がそう言っていたから、私は旅をするようになり、途上国に魅せられた。途上国で働くようになってからは、私が毎年年賀状代わりに送っているダイジェストに書いてある「今食べたいものリスト」の日本食材を私が行くとこ行くとこに送ってくれた。「おうどんを見るたびにあなたの頑張りを思い出して心苦しい気持ちになっています」という手紙と共に。

そんな先生に今日集まったメンバーが「先生はどうして先生になったんですか?」と聞いたら、間髪入れずに先生が言ったこと。「やっぱり人間が好きだから。」髪の毛をむしるようにかき乱しながら話をしてくれる先生は、白髪こそ増えたけど、あの頃のまんまの情熱的で真っ直ぐな先生のまんまだった。

中高時代に得たのは、ステキな仲間とこんな先生との出会い。